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第六回「学園編」

基本設定

 

全国から非凡な才能を持った若者のみが入学を許される高等学校、その名は「 菩氷学園 」。 

生徒の意思を重んじ、服装や髪型に決まったルールは存在していない。 

しかし、この学園には唯一にして絶対のルールが存在する。 

非凡なる才能は時に大きな争いを生み、それは学園の平和を度々脅かす。

全生徒、教師に至るまでを纏め上げるルールが必要なのだ。 

そのルールの事を菩氷学園では、「 調停委員 」と呼ぶ。 

調停委員とは、学園の規律を考え、調和を生み、争いを断つ存在。

 

それ故に調停委員に選ばれる者は、絶対的な強さを持っていなければならない。

 

年に一度行われる選挙には、 

一年生、二年生、三年生、教職者関係なく調停委員に立候補する事が出来る。 

そこで必要な事は、自分の理想を実現させることが出来る強さのみ。

 

過去、 

学園では調停委員の意思により卒業生が出なかった年や、生徒の半数が行方不明となった事もあった。 

だが誰も異論は唱えない、調停委員(ルール)がそれを許さないのだ。

 

次の学園に訪れるのは平和か、はたまた混沌か。 

様々な思惑が交錯する中、新たな規律を迎えるチャイムが鳴り響く。

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