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第八回「裏社会編」

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基本設定

 

科学都市という世界のどこよりも科学の発展した都市。
人類の未来を明るく照らしていくための科学を、常に担ってきた。

しかし明るいものの側ほど、濃く深い影が差す。

科学都市の影、通称”裏社会”は、犯罪・汚職などのあらゆる犯罪を行う中で、
光で暮らす人々が気付かない程度の粛清を行い、一定の秩序を保ってきた。
それを可能にしたのは、長らく裏社会を牛耳ってきた首領の力によるところが大きい。

しかし科学タワーの落雷以降、能力者の出現により裏社会の秩序は大きく乱れた。
首領は能力者を粛清し、秩序を取り戻そうとしたが、逆に自らの命を落としかける事となり、
彼は自らの身を案じ裏社会から姿を消した。

こうして首領なき裏社会の秩序は完全に崩壊し、その余波は表社会にまで影響を及ぼした。
能力者による犯罪の増加、無秩序状態となりつつある科学都市を見かねた政府は、
大統領勅令の元で、対能力者部隊査定試合を開催する事となった。

査定試合はその圧倒的話題性とエンターテイメント性を持って、市民ひいては世界の興味を一身に集めた。
査定試合の中で様々な波乱を起こしながらも、政府の目論見通りに対能力者部隊の結成と、絶対的正義の誕生を
世界に向けてアピールする事に成功した。

対能力者部隊の活躍により、能力者による犯罪率は徐々にではあるが減少傾向にあった。

―――表向きには。

裏社会が注目したのは対能力者部隊ではなく、査定試合そのものだった。
あの話題性とエンターテイメント性は、何にも勝る娯楽になる。


裏社会、地下深く。
そこに集うのは、暇と金を持て余した富裕層、権力者、マフィア、そして政治家たち。
その中には査定試合の時、大統領の横に座っていた政治家の顔も伺える。

ここで不定期に行われているのは、能力者達によるトーナメント。
観客は好きな能力者を選び、大金を賭ける。
そして能力者達が命を賭して戦うのを見ながら、酒を飲み、叫び、歓喜するのだ。
中には有望な能力者を手ごまにしようと、品定めする人間も少なくない。

ここで戦う能力者達の素性は様々だ。
金が欲しい者、元々が裏社会の住人だった者、表社会から追われた者、
はたまた表社会から紛れ込んだ者、何かの代償に戦う者、強制的に戦わされる者。

 

今宵も多くの人間が欲望のままに集まり、裏社会の酒池肉林が幕を開ける―――。

 

 

今回の舞台は第二回「科学都市編」と第四回「囚人編」の間の出来事になります。

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